WEINGUT JOHANNISHOF Johannisberg
ヨハニスホーフ醸造所 / ヨハニスベルグ
ラインガウ地方の中でも知名度の高いヨハニスベルグ。ヨハニスベルグ城のふもとに立ち、エルスターバッハのそばにあるヨハニスホーフ醸造所は300年以上の歴史を持ち、多くの一級畑を中心に20ヘクタールの畑を有します。
この地でのワイン醸造の歴史はすでに817年、ルートヴィッヒ1世の公文書にさかのぼり、醸造所のシンボルにもなているミューレ(粉ひき小屋)から1970年にはワイン醸造を手掛けるようになりました。
現在醸造所を率いるのは10代目に当たるヨハネス氏と妻のザビーネ夫妻。
もともと実家も歴史あるワイナリーであるサビーネにとってワイン造りに関わることは天命のようなもの。
「この土地が大好き。ラインガウ一帯は子供のころから学校も同じだし、知り合い同士で仲が良くて一つの大きな家族のようなもの。それでも一昔前はワイナリー毎に信念のようなものがあって、まあプライドでもあるわけだけど、なかなか交わることはなかったわね。でも最近は違う。それぞれのワイナリーがお互いの個性を認め合ってそして協力し合ってみんなでラインガウを盛り上げようという傾向がみられる。このことは本当に素晴らしいことだと思うわ」
想いは十代にわたるこの醸造所を引き継ぐヨハネス氏も同じ。
この二人の作り上げるワインはまさに新しいラインガウワインの象徴ともいえる、素晴らしく協調性のあるワインに仕上がっている。
この地の伝統品種でもあるリースリング種にこだわりぬき、栽培品種の99%がリースリング種。
繊細で薫り高いワインを生み出すリースリング種は、収穫期、テロワール、収穫量などによっても多様性のあるワインを生み出す品種。
多くの畑を持ち、その長い歴史による経験と知識から、クォリティーワインから特急畑(Gross Geweches)ワイン、アイスワインまでリースリングの特性を生かした多種多様な幅広いワインの生産に取り組むヨハニスホーフ醸造所は、地元住民はもとより数多くのレストラン、ヨーロッパ諸国からも支持をうけています。
また料理に併せやすく高品質なワインを作る動きからできたカルタワイン(※トピック記事参照)の生産にも力を入れているほか、伝統的な瓶内発酵によるゼクト生産にも力を入れています。
「自分たちからまた次の世代に何が残せるのか、試行錯誤の連続よ。」
醸造所に隣接するイベントスペース、通称ワインテンペル(Weintempel)では、夏の間、ワインテイスティングができるほか、週末にはビストロとして、自身のワインに加え、他の醸造所のワインを味わえるほか、ワインに併せて考えられたお料理を堪能することができます。
近年、毎年夏場にはスペインからの食材と料理人を呼んでタパスが楽しめた「ラインガウ ミーツ タパス」は残念ながら今年はコロナ感染拡大の影響を受け見送られることになりそうだが、来年はまた必ず開催できるはず、とサビーネ。
また9月に入るとすぐに2019年度のカルタワインが楽しめるレイトサマーイベントもあるので、ぜひ足を運んでいただければと思います。
住所 Grund63 65366 Geisenheim
電話番号 06722 8216
Email info@Weingut-Johannishof.de
HP www.weingut-johannishof.de
見学、ケラー案内、
試飲会 ・・・・予約に応じて随時遂行
2020年 イベントプラン
Weintempel(ワインテンペル)オープンデー
6月 6,7日、20,21日・・・・16時以降
27,28日 ワインと共にアペタイザー、軽食をご用意しています。
6月11,13,14日・・・11時以降~20時
ケラー見学と共に2019年のワインのプレゼンテーション
※ すべて要予約
9月5,6日、・・・・・・・・・・16時以降
19,20日 27日 ワインと共にアペタイザー、軽食をご用意しています。
9月12,13日・・・・・・・・11時~20時
2018年カルタワイン、特級畑ワインのプレゼンテーション
8月15日~30日 ・・・ ワイナリー(ワインテンペル含む)休業
日時未定(8,9月)・・・11時から16時頃まで
ワイナリーツアー(ロバートケーニッヒとのタイアップ企画)
ゴンドラリフト、KDライン、ハイキングでリューデスハイムか
ラアスマンツハウゼンのベストビューポイントを巡りながら。
軽食付き、参加費 39ユーロ/ 一人につき
※日程、詳細は都合により変わることがあります。直前にHP上等でご確認ください