ドイツ、フランクフルトより車で約30分、ウィスバーデン近郊からライン川に沿って西へ約20kmの地域はドイツでも屈指のワインの銘醸地として知られるラインガウ地方です。

 

 

オランダより南北に流れるライン川が唯一東西に流れるこの地域は一日中太陽の光を受ける南斜面が広がる上に、その土壌は粘板岩や石灰岩など多様なスレート地盤に多くのミネラルが含まれることからもワイン作りに理想的な地域であるといえます。

 

生産されるワインの80%以上がリースリング種、その他は主にアスマンスハウゼンで作られるシュペートブルグンダー(ピノノワール、13%)残り少しがブラウブルグンダーなどです。

 

ただ土壌の多様性に加え長いワイン作りの歴史をもつ事から、同じリースリングワインでも個性豊かな醸造家が多いのもこの地域の特徴であると言えます。

 

白い花の香りに例えられる華やかな芳香とバランスのとれた酸味が特徴的なリースリングですが、それぞれの作り手によって違った個性は楽しみその中から自分の好みのワインを探す楽しみもあると言えます。

 

またそれぞれの街にはGurausschank、Sttausswirschaftと呼ばれる生産者経営の居酒屋レストランが多くあるのも特徴です。

 

ワイン作りに自信を持ち自分の作るワインを知り尽くした醸造家が、ワイン作りの合間に期間限定で開くこのレストランは、主に地元の人や得意客が中心にアットホームな賑わいを見せ、レストランとはまた違った雰囲気を味わえる場所になっています。

 主に地元の人や得意客が中心にアットホームな賑わいを見せ、レストランとはまた違った雰囲気を味わえる場所になっています。

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さらに季節ごとに様々なイベントが用意されているのもこの地の魅力の一つです。

ワインフェストやライン川大花火大会をはじめ、大小数多くの醸造所祭り、ワインセラーのオープンデー、ワインハイキングなど、地元の人はもとより観光客の方にもここラインガウの自然と共に楽しんでいただけるような数多くのイベントに参加してみるのも、ワインの楽しみ方の一つではないでしょうか。

 

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