F.B.Schönleber Oestlich-winkel
シェーンレーバー醸造所 オーストリッヒ・ヴィンケル
12ヘクタールの畑のうち、特急畑、一級畑を多く所有し、年間6万本のワインと2万本のゼクトを生産するこの醸造所の歴史は古く、1783年にまでさかのぼります。
醸造所の規模としてはそれほど大きくはありませんが、醸造主のベルント氏が近年力を入れているのがワインに並んでゼクト(ドイツのスパークリングワイン)の醸造です。
2013年よりVDP(ドイツ有料生産者協会)に加盟するとともに、ドイツ国内の35の醸造所で伝統製法に基づいて最高級の発砲ワインづくりを目指す【Die Tradizionellen Sektmacher 】において、ラインガウのリースリングを主に用いたゼクトの生産に力を入れています。 →ドイツの発泡ワイン、ゼクト造りについて
「ゼクト造りは時間も手間も本当にかかる。原料が同じだといってもブドウの収穫期も違えばましてや製造方法は本当に複雑なんだ。でもだからこそ、シャンパーニュでもほかのどこにも作れないリースリングの味を生かしたゼクトをこだわって作ってみたいんだ」
以前お邪魔した際にも見せていただいたオープンデーでゼクト造りについて、素人にもわかるようにわかりやすく、かつ熱く語ってくれたベルント氏。じっくり瓶内で発行させデゴルジュマン(瓶内にたまった檻を抜く作業)を終えたゼクトの泡は本当に繊細で、リースリングの酸味がほのかに香る美しい黄金色でした。
興味深いゼクト製法に触れるイベント
一年に2回、ラインガウ美食週間(schlemmmrer Woche)と秋には、その伝統的なスパークリングワインの製法を詳しく説明し、醸造所の中を案内するイベントを行うほか、敷地内にあるワインレストランでも自社のワインはもちろん、料理に併せて他の醸造所ののワインも提供するなど、ゲスト主体のサービスを提供しています。
試飲
敷地内ビノテーク内にて試飲可(土曜日午後以外は要予約)
試飲会イベント 10名から(3種類 ワイン、2種類ゼクト、15ユーロ/1名、要予約)
レストラン
敷地内にあり(月曜日、火曜日 定休日)
イベント情報
現在 コロナ感染症の影響により未定